Meron Sweet

趣味について、自分なりに考える場として利用していきます。

付加価値とは何か。物質に価値はない。アート。自己表現の価値。

初めに行っておこう、付加価値とは、その人の「自己表現」の価値である。神性さの表現である。

 

物質至上主義が変わりそうな今、話をしよう。

はたして「物質」自体に価値はあるのだろうかと。

 

答えは、NOだ。物質というのは、人生を表現するための「表現媒介」でしかない。

 

たとえば、印象派の絵画の素晴らしい価値はどこにあるだろう。絵の具の乗り方のパターン?古い紙?

 

私に言わせればあんなものただの、絵の具で汚されただけの紙だ。ピラミッドや世界いさんだって土の塊、偉大な音楽だってただのノイズでしかない。

 

では、それらただの物質が価値を持つのはどういう時だろう。

それは、人によって自己表現がされる時である。

 

その筆使いのひとつひとつから、ノイズ、土や石の塊から、人間の感情、その当時の気持ちや考え。それらが表現されて見えるからだ。

読み取れるそれに価値がある。その物質に価値があるのではない!

 

いわば物質世界というのは、人生によって自己表現をするための、大きなキャンパスだ。だから、そこで何をするか、ではなく、それで何を表現するか。が大切なのだ。

 

石を積み上げることが大切なのではない!、石を積み上げようと思った人間の意志の、思いの、表現こそが重要なのである。

それに価値があるのは、それに人間の尊厳や神性さ見てとれるからであるからして、石を積み上げることはさほど重要ではないのだ。

 

人生においてもそうだ、そこで何をするか、ではなく、それによってどんな自分を示すか、表現をするか、にあるのだ。

 

そこにこそ価値があるそこにこそ発展があると私は信じている。

物質を追い求めるのではなく、それによって我々が何を表現するかの方がはるかに大切だと思うのである。